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住宅ローンの借り換えと新規契約の必要書類はほぼ同じ
住宅ローンの借り換えというのは
借り換え先の銀行に現在借入中の銀行の住宅ローン残高分のお金を借りて
現在借入中の銀行の住宅ローンを一括返済し
債務を現在借入中の銀行から、借り換え先の銀行に移すこと
を言います。
つまり、借り換えといっても「新規で借りて、今借りているところに返す」だけですので、新規で住宅ローンの契約をするのとほぼ変わらない手順を取るのです。
必要書類も、住宅ローンの新規契約とほぼ同じ必要書類が必要になります。
住宅ローン借り換えの契約時に必要な書類
住信SBIネット銀行の住宅ローンの必要書類の場合
1.申込みに関する書類
入手先:銀行から郵送される
- ローン借入申込書
- 個人情報の取扱いに関する同意書兼表明および確約書
- 団体信用生命保険 就業不能信用費用保険【申込書兼告知書兼同意書】
2.本人確認書類
入手先:市区町村
- 住民票 または 住民票記載事項証明書
- 在留カード(写) または 特別永住者証明書(写)
3.所得証明関係書類
入手先:勤務先、税務署、市区町村
- 源泉徴収票
- 住民税課税通知書(住民税課税証明書)
- 確定申告書 ※確定申告している方、不動産所得・事業所得がある方
- 納税証明書 ※不動産所得・事業所得がある方
- 決算書 ※会社決算書
4.物件関係書類
入手先:購入時の資料、現在借入中の金融機関
- 売買契約書 ※購入時に締結したもの
- 工事請負契約書 ※購入時に締結したもの
- 重要事項説明書
- 間取り図または平面図
- 通帳(返済履歴確認資料) ※金融機関名、支店名、預金種別、口座番号、名義を確認できる部分、過去1年分の住宅ローン返済を確認できる部分
- 返済予定明細表 ※当初借入日、当初借入金額、現在残高、毎月の引落額、最終返済日を確認できるもの。
- 融資残高証明書 ※直近の住宅ローン残高を確認できるもの
5.その他
- 口座開設用の本人確認書類
- 他の借入がある場合の返済予定明細表または残高および毎月の返済額を確認できる書類
住宅ローン借り換え時のみ必要な書類は?
今までの住宅ローンの返済実績などを確認するための書類が、新規契約時とは違う書類として必要になります。
現在借入中の住宅ローンに関する
1.返済している口座の通帳コピー
過去1年分の返済履歴をチェックし、きちんと返済がされているのか?を確認するための書類となります。また、どの銀行から借りているのか?をチェックする意味もあります。
2.返済予定明細表
住宅ローンの契約時に現在借入中の銀行から発行されているもので、当初借入日、当初借入金額、現在残高、毎月の引落額、最終返済日などが記載されています。どのような条件で現在借入中なのがを知るために提出する書類です。
3.融資残高証明書
今現在、「住宅ローン残高がいくらになっているのか?」を確認するための資料です。現在借入中の銀行に発行してもらうものです。
借り換えの時にだけ必要な書類というのは、「今まで、住宅ローンの返済をきちんとしていますよ。」ということを証明するための書類だけなのです。
まとめ
住宅ローンの借り換え時の「必要書類」は新規借り入れ時の「必要書類」とほぼ同じです。
違うのは
- 返済している口座の通帳
- 返済予定明細表
- 融資残高証明書
というような現在借入中の住宅ローン返済の事実を確認するための書類のみになります。
借り換えの場合は、一度新規借り入れ時に書類提出を経験しているはずですので、問題なくスムーズに用意できるのではないでしょうか。ただし、金融機関によって必要書類というのは、違いがあるため、借り換え先の金融機関に申込みを完了したら、送られてくる申込みガイドなどの書類を確認しながら、必要書類を用意しましょう。不明な場合はコールセンターに問い合わせすればすぐに解決します。