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住宅ローンとはどんな商品?知らないでは済まされない基礎の基礎

住宅ローンとはどんな商品?知らないでは済まされない基礎の基礎

「住宅ローンが何か?なんて知っているよ。」と思う方がほとんどだと思いますが、意外と正確に把握している方は少ないのです。まず基本の基本ですが、住宅ローンがどういう商品なのか?を知りましょう。

住宅ローンとは

本人・家族が住むための住宅「マイホーム」(土地を含む)を購入する購入費用を住宅を担保に金融機関から借りることができるサービスのことです。

住宅ローンを理解するうえで知っておくべきこと

1.本人・家族が住む家でなければならない

本人・家族が住む家の購入に対してしか住宅ローンは利用できないのです。たとえば、不動産投資で賃貸で貸そうと考えている物件の場合には住宅ローン審査は通らないのです。あくまでも、居住用のマイホームに対する融資であることを理解しましょう。

2.住宅(土地を含む)が担保になる

「担保」というのは、仮に返済が滞ってしまった場合には「担保」を売って、返済に回さなければいけないもののことを言います。つまり、住宅ローンが払えない状況に陥ってしまい、返済が滞る場合にはせっかく住宅ローンで購入した住宅を手放さなければならないのです。

3.住宅ローンは他のローンと比較してかなり低金利

住宅ローンの金利は、2015年2月現在で変動金利の場合は0.536%が最低になっています。1年間で0.5%の金利というのは、他のローンと比較してもかなりの低金利と言っていいでしょう。自動車ローンの場合は3%前後、不動産担保ローンの場合も2%前後、フリーローンで12%前後、カードローンで15%~18%前後と数倍以上の金利になってしまうのです。住宅ローンは住宅と言う確かな担保があるからこそ、他のローン商品よりも低金利でサービスが利用できるのです。

4.ほとんどの人は住宅ローンを利用して住宅を買う

日本人の平均年収は409万円(2014年度平均)です。一方、住宅の価格は2014年12月のデータで、戸建てで3233万円、マンションで2847万円です。すでに年収の6倍~7倍のお金が必要になるのです。年収すべてが貯金できるわけではないので、仮に住宅ローンを利用しなければ、住宅を変えるのは50歳、60歳と高齢になってしまうのです。マイホームを現金で購入出来る方は1%ほどと言われています。99%の方は住宅ローンを理容師て家を買うのです。

5.住宅ローンを提供している金融機関はいっぱいある

金融機関と言うと「銀行」を思い浮かべるかもしれませんが

銀行にも、ネット銀行、大手都市銀行(メガバンク)、地方銀行、信託銀行などの種類があり、他にも、信用金庫、労働金庫、JAバンクなどの金融機関や、生命保険会社、信販会社、不動産担保ローン系のノンバンクなど別業種でも住宅ローンを販売している事業者があるのです。

ほとんどの方は銀行で住宅ローンを組むのですが、それ以外の選択肢もあるということを覚えておきましょう。

6.住宅ローンの審査に通るのは簡単ではない

「住宅ローンの審査なんて簡単に通るのでは?」と思っている方が多いのですが、そんなに簡単に銀行はお金を貸してくれません。

数千万の融資になるため、購入する住宅自体の担保価値や購入する方の職歴、他のローンなどの借り入れ状況、過去の返済事故の有無、などを1ヶ月かけて審査をしたうえで、融資を決めるのです。住宅ローン審査を通すためにも、十分な知識が必要になるのです。

7.住宅は一生で一番高い買い物

住宅は3000万円前後の買い物になるのが一般的です。それを30年かけて返済するのです。選択を間違ってしまえば、それだけで大きな損をしてしまう可能性もあるのです。

住宅ローンの知識を持たずに、住宅ローンを申込んでしまうのは大きな違えと言っていいでしょう。

8.住宅ローン選びの方法で、総返済額は1000万円以上も変わってくる

「住宅ローンってどこでもいっしょなんじゃないの?」と思っている方は大きな間違えです。

住宅ローンはいろいろな金利のプランがあり、銀行によっても金利は様々です。極端なことを言えば、同じ3000万円の住宅を購入した場合でも、住宅ローンの返済総額は1000万円以上も変わってしまうケースすらあるのです。

住宅選びと同様に住宅ローン選びも、人生の中で非常に重要なものであることを知りましょう。

まとめ

住宅ローンは

99%の方が住宅購入時に利用する便利なサービスですが、一生で一番高い買い物であり、かつ借金であることを理解しなければなりません。

住宅ローンの選び方ひとつで数百万円も支払額が増えてしまうこともあるのです。

十分な知識を持って、住宅ローンを比較検討することをおすすめします。