nurse128_128団信の種類の一つに「ワイド団信」というものがあります。ワイド団信は通常の団信と何が違うのでしょうか?今回はワイド団信について解説します。

ワイド団信とは

ワイド団信とは、正式名称は「引受条件緩和型団体信用生命保険」というものです。

「引受条件緩和型」というのが一般団信との違いです。

簡単に言えば

引受条件緩和型 = 審査に通りやすい

という意味になりますから

ワイド団信 = 審査に通りやすい団信

と言っていいでしょう。

ではどのくらい審査に通りやすいのでしょうか?

一般団信で審査に通らない症状

一般団信の告知書には下記のような項目があります。

  • 【病気やけがの名前(診断名)・障害内容・けがまたは障害の原因】
  • 【治療(指示・指導を含みます。)・投薬を受けた年月】
  • 【入院の有無および期間】
  • 【手術の有無・時期および名前または部位】
  • 【症状経過】
    • 治療中の場合、現在の症状・治療内容・薬剤名・用法・用量等をご記入ください。
      • 高血圧症と告知された場合、最近の血圧値をご記入ください。〕
        最高(収縮期圧)、最低(拡張期圧)
      • 糖尿病と告知された場合、ご記入ください。〕
        最近の空腹時血糖値 、インスリン治療、合併症
      • 肝臓に関する病名を告知された場合、ご記入ください。〕
        最近の肝機能検査数値

入院や病気の内容や原因を聞くのはわかりますが

  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 肝機能障害

のみ、個別の症状のヒアリング項目があります。

これは何を意味するかというと

一般団信の場合

  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 肝機能障害

の症状があると、症状の状況によっては「団信の審査に通らない」ということを意味しているのです。

フラット35ではない、民間銀行の住宅ローンの場合は、団信への加入が必須ですから

「団信の審査に通らない=住宅ローンは借りられない」

ということになってしまうのです。

そこで登場したのがワイド団信(引受条件緩和型団体信用生命保険)です。

ワイド団信は審査が甘い団信なので

  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 肝機能障害

の症状がある方でも、団信の審査に通る可能性が高いのです。※絶対通るものではありません。

ワイド団信も、団信の一種ですから、ワイド団信の審査に通れば民間銀行の住宅ローンも借りることができるのです。

ワイド団信で過去に引受実績のあるおもな例

疾病の種類病名
代謝異常による病気糖尿病、脂質異常症(高脂血症・高コレステロール血症)、高尿酸血症・痛風など
心臓・血圧の病気狭心症、心筋梗塞、不整脈、心房細動、期外収縮、心臓弁膜症、高血圧症、血栓性静脈炎(静脈血栓症)など
脳の病気脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、脳動脈瘤(脳動脈解離)、てんかん、ギランバレー症候群など
精神・神経の病気うつ病・うつ状態、自律神経失調症、適応障害、不安障害、強迫性障害、パニック障害、睡眠障害、神経症など
食道・胃・腸の病気潰瘍性大腸炎、クローン病、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープなど
肝臓・胆道・膵臓の病気肝炎・ウイルス肝炎(B型肝炎・C型肝炎)、肝機能障害、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど
腎臓と尿路の病気腎炎・糸球体腎炎、IgA腎症、腎臓機能障害、腎臓結石、蛋白尿、ネフローゼ症候群など
呼吸器(胸部)の病気喘息、気管支炎、肺炎、肺血栓塞栓症、結核、睡眠時無呼吸症候群など
目・耳・鼻の病気緑内障、白内障、網膜剥離、難聴、副鼻腔炎など
ホルモン・免疫異常による病気バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺機能低下症、リウマチ性疾患、橋本病、全身性エリテマトーデスなど
血液・造血器の病気・異常貧血、赤血球・白血球の数値異常など
妊娠・女性特有の病気妊娠、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸部異形成、子宮内膜炎など

※記載の疾病のカテゴリーや病名は一例です。ワイド団信の加入可否は、病名だけで決定するものではありません。

ワイド団信の費用

一般団信は無料ですが、ワイド団信は有料です。

引受け条件を緩和しているということは、それだけ保険会社がリスクを負っていることになります。リスクを負う対価として保険料が発生するのです。

相場では下記のようになっています。

  • 一般団信:無料
  • ワイド団信:金利+0.3%の上乗せ

金利+0.3%の上乗せは

3000万円 金利1.0%、35年の返済額でシミュレーションしてみると

  • 一般団信:総返済額 35,567,804円
  • ワイド団信(+0.3%):総返済額 37,356,544円

差額 1,788,740円

ですから、約178万円もの費用負担になるのです。

しかし、それでも高血圧症・糖尿病・肝機能障害の症状があり、住宅ローンが借りられないという方にとってはワイド団信は非常に心強い保険なのです。

ワイド団信の保障内容

保障内容は、一般団信とワイド団信は同じです。

  • 契約者が死亡・所定の高度障害状態 → 住宅ローン残高0円
  • 医師の診断で余命6か月以内と診断された場合 → 住宅ローン残高0円

となります。

ワイド団信でおすすめの住宅ローン

auじぶん銀行住宅ローンの概要

jibunauじぶん銀行住宅ローンは、以前は三菱UFJ銀行の住宅ローンをネット銀行であるauじぶん銀行が販売していたのですが、2015年12月からは自社商品として住宅ローンを提供しています。auじぶん銀行はもともと、三菱UFJ銀行と「au」を運営しているKDDIと共同出資してできたネット銀行です。つまり、三菱UFJ銀行グループのネット銀行です。

auじぶん銀行住宅ローンの最大の特徴は、がんと診断確定されたらローン残高の50%が返済される「がん50%保障団信」が無料で付帯されていることです。日本人の2人に1人はがんが原因で死亡しています。がんと診断された場合、高額な治療費なども自分で負担しなければならないため、住宅ローン返済の負担が半分にできるのは大きな安心材料になるのです。保証料の上乗せをすれば「がん100%保障団信」、「11疾病保障団信<生活習慣病団信>」を選ぶことも可能です。

さらに、auじぶん銀行住宅ローンの特徴としては「三菱UFJ銀行グループとしての信頼性」を持ちながら、「変動金利は、ネット銀行の中でもトップクラスの低金利」「保証料は銀行負担のため無料」と諸費用が安くできるメリットもあります。

ネット銀行の低金利と、無料付帯のがん保険という安心を両立させる住宅ローンなのです。

注目の金利プラン

2024年11月最新情報

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当初期間終了後
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審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり。"
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審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり
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※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。

当初期間引下げプラン
審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり。"
当初固定金利(2年)0.970%1.350%電子契約印紙代不要
auモバイル優遇割年率0.07%引下
じぶんでんき優遇割年率0.03%引下
審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり
2.20%無料

※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。

当初期間引下げプラン
審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり。"
当初固定金利(15年)1.755%2.690%電子契約印紙代不要
auモバイル優遇割年率0.07%引下
じぶんでんき優遇割年率0.03%引下
審査の結果によっては保証付金利プラン(3年、5年、10年)になる可能性あり
2.20%無料

※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。

※審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。